2016年8月10日(水)

　8月10日（水）朝10時半より、かみのしまピース２１の事業の一環として、施設登録団体の演劇集団「Ｆー1クラブ」による、『平和を願う異世代交流事業「平和を考える劇の公演」』が分館にて開催されました。演目は、「金太郎そして…」でした。保育園児・小学生・中学生・高齢者合わせて80名の参加者でした。
　Ｆー１クラブの自己紹介から始まり、舞台のセットに花を取り付ける作業を子どもたちが手伝いました。
　いよいよ「金太郎そして…」が始まりました。ある日就職活動に出た金太郎から「僕は、元気でやっているから心配しないで、探さなくてもいいよ。」と書いた手紙が届きました。
　「それを見た金太郎の仲間達は、体力強化のため、つな引き等のいろんな修行を重ね、金太郎をあてにせず、平和を守るため悪者退治に出かける」といったあらすじでした。
　劇の途中で、子どもたちを参加させたり、観客席を自由に往来するなどして、演技者・観客が一体となって楽しい時空を築いていました。

2016年8月26日(金)

　子育て支援事業「お泊り会」を分館にて開催しました。今年度で2回目となるこの事業は、キャンセル待ちが出るほどの盛況ぶりで、最終的には19組の家族が参加され、うち7組の家族が宿泊しました。
　前回の経験を生かして、買い物やカレーライスづくり等手際よく準備されていました。
　夕食ではカレーライスをほおばる子どもたちの満足げな笑顔が印象的でした。おやつのチューペットをいただいて、隣の雨水公園で花火大会をしました。色彩豊かな花火に何度も歓声が上がっていました。
　部屋に戻って映画鑑賞を行い、子どもさんたちは就寝となりました。
　その後、お母さん方は、お茶会で先輩方の幼稚園や小学校のざっくばらんな話を聞き、大いに盛り上がりました。
　翌朝は、簡単な朝食をとり、９時に解散しました。

2016年8月19日(金)

　市報８月号に掲載した「子どもヒップホップ」を分館にて開催しました。指導していただいたのは、子育てクラブ利用者のママさんです。参加者は、指導者を含めて、ママさんが１４名・お子さん１８名の計３２名でした。
　軽やかなアップテンポの曲に合わせて、ナチュラルに身体を動き始めました。身体のいろんな部位を、無理なく動かすことによって、しなやかな体へとグレードアップしていけそうです。
　心地よい汗を流しながら子どもたちも、ママさんも終わる頃には、ほんのり頬が赤く染まっていました。

2016年8月17日(水)

　８月の健康教室を開催しました。今回のテーマは「暑い夏こそ、思いっきり汗を流そう！」です。講師は、立花体育館から、畑田智香さんに来ていただきました。
姿勢チェックから始められ、姿勢改善体操をしていただきました。
　次に、運動しながら頭を使うことで脳を鍛え認知症予防に役立てる脳トレ体操をしていただきました。
　最後にストレッチで、肩や下半身のほぐしを丁寧に指導していただきました。
　若々しく情熱的でユーモアあふれる指導は、参加者の健康的な笑いを誘い、何度も爆笑の渦が巻き起こっていました。

2016年8月5日(金)

　本館集会室にて、かみのしまピース２１（平和推進事業）の集大成としての取り組み、「平和の集い」を開催しました。これは、当センターを事務局としてお隣のわくわく保育園など関係諸団体とともに、上ノ島から平和を発信したいという想いで毎年実施しています。

　当センター所長が挨拶を述べた後、「つづり方教室」受講生３名による「体験」が語られました。戦時中、幼かった皆さんは戦争の体験を断片的にしか記憶していませんが、戦後間もない時期も含めて苦しかった体験を聞かせていただきました。普段あまり聞くことの出来ない貴重な話に、来場者はみな真剣に話を聴いていました。

　わくわく保育園からは保育士によるペープサート「赤ずきんちゃん」と、園児による合唱が披露されました。かわいくて元気いっぱいの表現に、来場者はみな日々の疲れから癒されているようでした。
　「わくわく応援隊」（わくわく保育園を支える地域のボランティアの方々）からは戦争問題に関する映画が紹介され、上映しました。

　当センター「のびのび事業」参加者からは、中学生２名が代表して平和の詩を朗読してくれました。また、「夏休み子ども手話教室」を受講された小・中学生１４名による、手話による平和の歌が披露されました。受講生はみな手話で自己紹介できるまでになっていました。

　今回ゲストとして「アイスクリン」というフォークデュオに来ていただき、平和問題を取り扱った有名ソング３曲を披露していただきました。皆、聴いたことのある曲とその美しい歌声・演奏に酔いしれながら、平和の集いは終了しました。