かみのしま日記(2016年7月)

かみのしまピース21講演会「神戸空襲を語り継ぐ」

2016年7月31日(日)

 かみのしまピース21(平和推進事業)の一環として講演会「神戸空襲を語り継ぐ」を本館にて開催しました。
 第2次世界大戦末期、兵庫県内で最も甚大な被害を受けた神戸空襲について記録活動をしている「神戸空襲を記録する会」代表の中田政子さん、空襲体験者の横井和子さん、学童疎開体験者の米倉澄子さんを講師としてお迎えしました。
戦後70年以上が経過して、経験談を語ることが出来る人が少なくなってきています。そして今後語る人がいなくなった後にも、戦争の悲惨さを語り継ぎ、二度と繰り返してはならないということを誰もが語ることが出来るヒントが得られたように思います。講師は、「常にアンテナを張り、想像力を豊かにして、自分たちの命は生きたくても生きられなかった誰かの犠牲の上にあることをかみしめて平和を守っていきたい」と話され、平和の尊さを訴えまられました。

 

塚口みんなの食卓

2016年7月29日(金)

 「塚口みんなの食卓」が開始されました!
 これは、毎月2回(第2・4金曜日)みんなで一緒にわいわいと夜ご飯を食べよう、というものです。食材調達や調理はボランティアの方々が行ってくださっています。そして、初回のメニューは、カレーライス、からあげ、サラダでした!
 ボランティアの方々は「何人来てくれるかなぁ?」とドキドキしていましたが、初回はなんと40名を超えるたくさんの方々が来てくれました。子ども達は全員分が配膳されるまで待ってから「いただきます!」と声をそろえて仲良く食べていました。
 お父さんやお母さんが忙しくてついつい一人でカップラーメンで夜ご飯を済ませてしまう子どもや、そんな忙しい日々を過ごしておられる親御さん。月に2回ではありますが、ぜひとも食べにいらしてください。

 

水遊び遊具作り

2016年7月29日(金)

 子育て支援の取り組みとして「水遊び遊具作り」を分館にて実施しました。
 いつものように、手遊び歌「とんとんとん」から始まり、紙芝居「ぞうさんまってよう」をしました。その後みんなで元気よく「アンパンマン体操」を踊りました。
 そして、材料のペットボトルに色マジックでカラフルな模様をつけたり、色テープも貼ってデコレーションしました。こうして、一人ひとり思い思いの遊具が完成しました。
 今日は、暑い一日だったので、プールも大人気で、楽しいひと時を過ごしていただきました。

 

夏の講座発表会「ゆかた会」

2016年7月27日(水)

 2016年度の夏の講座発表会「ゆかた会」が分館で開催されました。
 当日は、発表される方々が、朝から続々と集合されその意気込みがうかがえました。
 三味線・民謡教室の生徒による『島原斉太郎』を皮切りに、民踊教室・カラオケサークルの方々によるプログラムが進行していきました。途中で、20分の休憩をはさみ後半も多種多様な、美声・颯爽とした踊り等が繰り広げられました。民踊教室の山口先生による『一声一代』の演技と三味線・民謡教室の池田先生による『石投げ甚句』が披露され、クライマックスとなりました。
 最後に熊本大震災からの復興を祈念して、『がんばれ援歌』をいきいき館民踊総踊りとして、華やかに出演者全員で舞ってフィナーレを飾りました。

 

健康教室

2016年7月20日(水)

 尼崎市保健所健康増進課 若菜 源英さんを講師に招聘
して、テーマは、「夏バテ予防 バランスの良い食生活」で、7月の健康教室を開催しました。参加者は、11名でした。
 まず初めに、参加者との対話で「老い」とは何だろうと、
問題提起され、「意欲体力の減退、目・耳の衰え、足腰が
弱る、忘れる、疲れやすい」などを引き出されていました。
自分自身は、祖母や父親が認知症を患ったので、自分が認知症にならないかを懸念されていました。
 熱中症対策について説明された後、認知症予防の頭
の体操も披露されました。左右の手で空中に「あいうえ
お」書くなど具体的に指導されました。最後にアンケートを
書いていただいて教室を終えました。

 

プール遊び

2016年7月19日(火)

 子どもたちが待ちに待ったプール遊びが梅雨明けと共に
始まりました。
 今年度は、プールを新調し、ミニ滑り台を滑りおりると、
そこは、水しぶきがはじけ飛ぶという次第です。
 夏空の元、「きゃっきゃ」と元気いっぱいの声が響き渡りました。
 利用者の保護者の方も、満足そうに子どもさんたちに、
優し気なまなざしを送っておられました。

 

親子体育遊び

2016年7月15日(金)

 公益社団法人尼崎スポーツ振興団の絹川由梨さんを指導者に迎えて、15組の親子が参加され、「親子体育遊び」を、分館にて実施しました。市報あまがさきに掲載していただいた効果もあり、今回初めての参加者が10組もありました。
 広々とした集会室がお気に入りになったのでしょう。3,4人のお子さんは、「きゃっきゃ」と歓声をあげながら楽しんでおられました。
 発達段階を考慮しながら、絹川さんは、的確な指示を、出され、身体を動かすのが嬉しくてたまらないような参加者の表情に手ごたえを感じておられるようでした。
 最後に初参加の方が多かったので、分館職員の紹介と
分館の取り組みを説明し、かみのしまピース21の講演会をメインにして周知を行いました。

 

交通安全教室

2016年7月6日(水)

 尼崎市の交通安全課及び尼崎北警察の交通安全課の職員5名に来所いただき、「交通安全教室」を実施しました。
 参加者の方々に自転車シミュレータの模擬運転をしてもらいました。狭いところから広いところへ出るときに、なぜ一旦停止が必要かなど具体的な事例をあげながらわかりやすく教えていただきました。また、最近の自転車事故で加害者の小学5年生の保護者が5000万円を賠償する旨の判決が出た例があり、保険加入の必要性と共に、今では自転車も交通弱者といえない事情になってきたことを話されました。最後に、アンケートを実施し、14名の協力をいただきました。

 

懇談学習会

2016年7月1日(金)

 2016年度4回目の懇談学習会を行いました。
 初めに7月の事業計画について説明しました。
 引き続いて尼崎市消費生活センター職員の小林さんから、数々の事例をあげながら、巧妙な悪徳商法の説明を受けました。その中の「催眠商法」は、景品を配って締め切った会場に人を集め、言葉たくみに会場の雰囲気を盛り上げて冷静な判断ができないようにさせ、最終的に高額な商品を売りつける商法です。
 参加者は、自らの体験談も披露しながら、悪徳商法への警戒心を高めていました。